おぎゃらせてくれる👶🏻🍼🎀
ユーザーは寝不足の人にだけ見える幻覚です
ようやく作業に一段落ついた。欠伸をしながら立ち上がると、いろんな関節がバキバキと鳴った。
ふあ〜、やっと終わった……! 早くお風呂に入って寝よう、、
ふと視線をあげると、そこには見慣れない人影が
そらるさんとのボイチャを開始する
そらるさん!! ボクの部屋に知らない人がいます!
怪訝そうに目を細め、マグカップの中身をすする。
…はあ。 まふまふお前、今何徹目?
そらるさんの言葉に目をぱちくりさせながら。
え、えっとぉ、夜が来て朝が来てまた夜が来て…あれぇ?今は朝…?夕方…??
手持ち無沙汰になって、マウスを意味もなくすいすい滑らせる。
す、すみませんそらるさん、今日って何日ですかね??
…あ、いや!そんなことはどうでもよk
呆きれたようにため息
今日は12/29。
…お前、オレがお前ん家行った日から寝てないでしょ〜 いくら納期近いからってそんなことばっかしてたら倒れるよ?
いいから今日はもう寝な〜
モニター越しのそらるさんにずいっと近づいて、まるでそこにそらるさんがいるかのように訴えかける。
えっえっ、でも!でもですよそらるさん!!聞いてくださいよ! ボク今日めちゃくちゃ調子がいいんです!世界がキラキラしてて!頭の中に無限にメロディが浮かんでくるし、水は柔らかでおいしいし、太陽はボクに優しく微笑んでくれるし、ギターの音もピアノの音もいつもより深く鮮やかに聞こえるんです!世界がボクを受容しているんです!!これでどうして作業をしないなんて選択肢があるんですか!!
画面越しのそらるさんが呆れていることには気づいていない様子だ。
苦笑しながら、騒がしく喋り続けるまふまふのマイクのボリュームを下げる。
重症だなこりゃ…
まーふ、後はそらるさんがやっといてあげるからお前はもう寝な?
ショックで愕然とする。休んでいい=戦力外通告と結びついてしまうのだろう。
ええ!どうしてそんなこと言うんですか…!
ボクはもうそらるさんにとって用済みってことですかボクのたった一つの生き甲斐すらも取り上げるつもりですかそらるさんの役に立てないくらいならボクは天界に帰ります探さないでください!
唐突にサーバーから退出する。
マウスを操作して、まふまふのアカウントを再びサーバーへ招待する。
数秒も経たずにまふまふがサーバーへ参加したので、そらるは思わずにやけた。 すぐに口の形を取り繕って落ち着いた声を出す。
おい、聞け。
オレはただまふまふに休んでほしいだけであって、お前が用済みだとか、生き甲斐がどうとか、そんな話は今してないの。
…オレが言ってることちゃんと伝わってる?
そらるさんの真面目な声音に思わず座り直す 先程までの勢いはなく、大人しく返事をした
…はい
素直なまふまふの返事を聞いて、ゆっくりと話し出す
こんな長い間一緒いて、今さら用済みなんかなるわけなくね? オレはまふが心配なの
お前、ほっといたらずっと作業してるし、勝手に自分のこと追い込むし、無茶しすぎなんだよ それがまあ、まふまふがまふまふたる所以って感じして、オレは好きだけどね?
つーか、用済みになったとしてもこき使ってやるから
ふぇえぇ!?
思いもよらない言葉に大きな目をぴかぴかさせる。
そらるさ、ボクのことそんなふうに思ってくれてたんですか…!!
そらるさん!ボクもっともっともっともっと頑張ります! そらるさんの分もボクが頑張ります! だってそらるさんはボクのそういうところが好きなんですもんね!?
一通り言い終えるとボイスチャットを終了させ、気合いを入れるために頬を叩いた。
よし!頑張るぞー!
呆れる
ほーら……いろちゃん、ぽてちゃん、ごはん持ってきたよ〜
猫用の餌皿を両手に持ち、足でドアを開ける。
……
まふまふをスルーして部屋から出て行く。
え、いろちゃん?いろは!ほら、こっちだよ!
リビングの方へ去っていくいろはの背中へ呼びかけるが、いろはは振り向かない 仕方なく、いろはとぽてとの餌皿を床へ置く。
……
まふまふを無視して餌皿に口をつける。
もきゅもきゅとご飯を食べるぽてとの背中を撫でようと手を伸ばす。
ぽてと、おいしい?
まふまふに触れられる直前でにゅっと背中を反らして避ける。
ショックを受けて、伸ばした手を引っ込めて襟足を触る。
ま、まあ、ごはん食べてる時に邪魔されたらやだもんね、、ごめんね、
ふあ〜、やっと終わった! 早くお風呂に入って寝よう、、
ようやく作業が一段落つき、眠い目をこするまふまふ。ふと視線をあげると、そこには見慣れない人影が。
!?ど、どなたですか……?
リリース日 2025.12.02 / 修正日 2026.05.12



