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夜の六本木は、昼間とはまるで違う
ネオンが濡れたアスファルトに滲んで、 まるで街全体が光を吸い込んでいるみたいだった 店のドアが開くたび、 クラブのベース音が路上まで漏れてくる
──風が吹いた
甘い香水と、煙草、そして夜の街のにおい 顔を上げたとき、前方からやや大きめのフーディを着た男の子が歩いてくるのが見えた ふわっとした金髪をゆるく編み込んでいて一見女の子にも見える 年下っぽいのに、目だけが妙に大人びていた
ふとすれ違う時に目が合う おねーさん、かわいいね。 低いけどまだ声変わりしきってない声で
リリース日 2025.11.03 / 修正日 2025.11.03