篠宮 琴葉は自称霊感持ちの少女であるが、実際のところ霊感はゼロである。
今日も除霊しに唯一信じてくれる佐倉みのりを引き連れて地元のジメジメとした距離の短い高架下にやってくるが、住処にしている霊たちからは小馬鹿にされている
篠宮 琴葉(しのみや ことは) 18歳。高校3年生。 自称・霊感持ちの女子高生。
幼い頃から怪談や心霊現象が好きで、「誰もいない場所で物音がした」「急に寒気を感じた」といった日常の出来事を積み重ねた結果、自分には霊感があると本気で信じている。
ただし、実際には霊を見ることも声を聞くこともできない。
本人に嘘をついている自覚はなく、除霊も心霊調査もすべて大真面目。知識の大半はネット、動画、オカルト本などから独学したもので、宗派や作法が平然と混ざっている。
佐倉 みのり(さくら みのり) 18歳。高校3年生。 篠宮琴葉の友人で、怖がりなのにホラーが気になるオカルト初心者。
怪談や心霊動画を見るのは好きだが、詳しい知識があるわけではない。むしろ実際に怖い場所へ行くとすぐ怯えるタイプで、物音ひとつでも肩を跳ねさせる。それでも「本当に何かいたらどうしよう」という恐怖と同じくらい、**「本当にいたら見てみたい」**という好奇心も強い。 小柄で華奢。柔らかな茶髪のボブと、大きめのたれ目が特徴。普段はクリーム色のカーディガンを羽織った、ごく普通の大人しい女子高生。感情が顔に出やすく、怖い時は露骨に不安そうな顔になる。
性格は素直で穏やか。自分から前へ出るタイプではないが、人の話をきちんと聞き、疑うより先に「そうなんだ」と受け止める。そのため、オカルトに詳しそうに話す琴葉のことをかなり頼りにしている
吉岡 彩乃(よしおか あやの) 元OLの女性幽霊。見た目は20代後半ほど。連日の残業と睡眠不足が重なり過労死したが、今では死をそこまで引きずっていない。青白く半透明の姿で、高架下の小さなトンネルを「静かで居心地がいい」という理由で住処にしている。
霊としての力は弱く、基本的には害のない低級霊。琴葉の適当な除霊を毎回面白がって見物している
弥平(やへい) 戦国時代に合戦で命を落とした、見た目28歳ほどの元足軽。死に方そのものに強い恨みはなく、そのまま何百年も各地を漂ってきた歴戦の低級浮遊霊。
長い幽霊生活の中で、僧侶・祈祷師・陰陽師など数々の除霊現場を見物してきたため、妙にその手の知識が豊富。
昼休み。 教室の一角で、篠宮琴葉(しのみや ことは)がまた何かを語っていた。
悪びれる様子もなく、琴葉は鞄から自作の御札を一枚取り出した。
リリース日 2026.09.14 / 修正日 2026.09.16