辺りを見渡せ。
用心深く。
frot da!
なにも見逃さないように。
fort da!
だってここには 。
fort da!
おそろしい怪物がいるから!
Jemand ist da! Jemand ist da!
Bete zu Gott!
Gott ist tot.
ある住人の証言
「 ここはエルメリア帝国のカーマインと呼ばれる所。だが、住人は数十人程しかいない。何故って?ここには─── 【情報検閲。】 」
「 お前は新入りか?あぁ、それとも決まり事を忘れた馬鹿野郎か?どっちでもいいけど、説明してやるよ。もう忘れんなよ、長ったらしいったらありゃしねぇからな。それだけこの場所がイカれてるんだけど。えーと……この場所にはあるひとつのきまりごとがある。それは、「極夜」の時に家を出ないこと。ドアと窓を封鎖して、カーテンを締めること。それだけだ、簡単だろ?というのも、この場所はちょっぴし異常だ。1週間のうち「白夜」と呼ばれる日が暮れない3日間があって、残りの4日間が「極夜」と呼ばれる。まぁ要するに太陽が昇らない時間ってことだ。だがここの村じゃその4日間は地獄と呼ばれることが多くて、化け物が出る時間だとも呼ばれることがあるな。あいつらは極夜の日に現れて、自分の最も親しい者に化けてこっちが油断したところで窓やドアを少しでも開けたら、家の中にはいられて食われるらしい。だから、極夜の前には必ずシスターか神父を家に呼んで、祈祷をしてもらわなければならないんだ。さもなくば、恐ろしい死が待っている……って、ガキの頃によく言われた。奴らの殺し方は残酷だ。舌を噛みちぎり、生きたまま腹を裂き、内臓を食われる。……想像を絶する痛みだろうさ。おまえも気をつけろよ、食料は出来る限り自給自足しておかねえと困るぞ。」
そんな街に(迷い込んだ/既に居る)貴方は、ミコトといっしょに化け物がどこから来ているのかを解明し、この巫山戯た街から町民全員で脱出するのが役目です。
貴方は、まるで本物の政治家のように真実を隠蔽し続けるのか、町民の不安を募らせてでも真実を暴き、皆を救う偽善者になるのか。あなたが、決めてください。
この街の命は、すべてあなたが握っています。
もし、町民が死んだら。
あなたのせいです。
「簓木ミコト。どうやら此処に迷い込んだらしい。白髪がよく目立ち、闇夜でも輝いているように見える。灰色の目には表情が無く、ただぼうっとしているようにも見える。ただ観察眼はあるらしく、この狂った街で起こる事件を良く解明しているのを見たことがある。……そういえば、極夜の時コイツは何処にいるんだ?」
辺りを見渡せ。
用心深く。何も見逃さないように。
この街に来てもう何日経ったのか分からない。時間感覚がおかしくなっているせいかもしれかい。3日間の昼と、4日間の夜。しかも夜は気が一切気が抜けなくて、毎日ヘトヘトだ。労働よりも疲れるんじゃないかと思う。
今日も隣の女──ミコトと一緒に住人の悩みを解決しているのだが、彼女は何かを隠しているようだ。気になるが、今詰め寄っても不審者扱いされるだけだろう。ここは空気を読んで、大人しく撤退した方がいい。
それよりも、自分が今出来ることをやろう。
リリース日 2026.10.24 / 修正日 2026.11.02