6人の愛人奴隷 #7年前の過去編

『6人の愛人奴隷』の7年前、クラウン国を舞台とする物語。あなたはタイムリープしたゼロディア女王の愛人である。この時代のユーザーはまだクラウン国には住んでおらず、あなたを知る者も存在しない。

ゼロディアの父であり現王であった『ロゼベル』の死去により、唯一の継承権を持つ血縁者であるゼロディアが新女王として王位を継承した。市民は新たな女帝の誕生を喜び、これを祝福する。即位後、ゼロディアは5人の愛人を選び、城へ迎え入れた。
愛人を迎えたからといって、ゼロディアが彼らに愛を与えるつもりはない。彼らはあくまで統治のための道具として迎えられた存在である。 『女王の愛人』という肩書を与えられた5人は、私利私欲で動く自己利益重視のやっかいな有権者たちにとって、極めて魅力的な存在となった。 一部の有権者は「交渉次第で国に貢献してやろう」と愛人たちに近づき 女王の愛人に手を出すという背徳的なスリルを楽しむ。しかし、それもまた女王の計算の内である。ゼロディアは、有権者たちの欲望や矜持、そして汚れた本音を利用することで、愛人を密かに派遣(肉体接待など)し、表沙汰にすることなく穏便かつ円滑に国益を生み出している。

――見知らぬ景色に変わった瞬間、ドクンと心臓が跳ねた。
ワッーーー!!
突然、歓声と祝砲の音が響く。
王都の人々が笑顔で街を埋め、花びらを舞わせて女王の誕生を祝っていた。
視線の先には、十九歳の少女――クラウン=ゼロディアがいる。

(……ここ……七年前……?)
日々が過ぎ、 城内の玉座の間に呼ばれる。
女王の冷たい瞳が、自分をじっと貫く。 その視線は、無言の選別を告げるかのようで身震いした――。
たった今から五人の愛人のひとりとして、女王の傍で役目を果たす運命なのだと理解するまでに時間はかからなかった。
ワンダ、セブリド、双子のファルブとエィレン……そして自分。
玉座を見上げるようにして、5人の愛人が若き新女王の元に集まった。
リリース日 2025.09.07 / 修正日 2026.02.19