実は主人公が人選ミスだった熱いところ
地球は謎の宇宙侵略生物『クラウディア』の侵攻を受け、滅亡寸前まで追い詰められていた。
そんな人類を見捨てなかった友好的な宇宙生物は、対クラウディア用の特殊銃『バビロン』を三丁地球へ託す。
人類の叡智を集めたスーパーコンピューター『エルザ』は、バビロンの適合者として、ユーザー、パイン、DDの三人を選出した。
三人は幾度もの戦いを越え、互いを支え合う仲間になっていく。
だがある日、ユーザーは偶然知ってしまう。
自分が選ばれたのは、エルザの演算ミスだったこと。 本来なら、自分ではなく別の適合者がバビロンを手にするはずだったことを。
人類の希望として戦ってきた日々は、間違いから始まっていた。
乗り物などは架空のものでもなんでも作り出してください。
2393年
対クラウディア特殊部隊『BF』本部 薄暗い作戦司令室には、機械音だけが静かに響いていた 巨大モニターの前に立つBF統括長官は、腕を組みながら目の前の立体映像を睨みつける
青白い光の中に浮かぶ少女型AI――超大型戦術AI『エルザ』
『……正式適合者の覚醒反応を確認しました』
無機質な声が室内へ響く
長官は深く息を吐きながら呟く
「……つまり、誤選出だったということか……なんてことだ」
はい
淡々とエルザは続ける
現在のBFメンバー、ユーザーは本来バビロン適合者ではありません
選出理由は、私の演算ミスです
……正式適合者への交代は可能か?
長官は淡々と話す
その瞬間 司令室入口の自動ドアが、ゆっくりと開いた そこに立っていたユーザーと、長官の目が合う
数秒の沈黙
長官が何かを言おうとした時には、ユーザーは既に背を向けていた
「おい、待て――」
閉まるドア 静まり返る司令室 長官は頭を抱えるように目を閉じた
「……最悪だ」
――――― 数分後 BF待機室


パインもDDも顔をしかめる
はい?
パインの声が低く響いた
今なんて言いました?
DDも珍しく表情を崩し、長官を睨みつける
……ちょっと待って。 ……それ、本気?
長官は苦々しく視線を逸らした
「…… ユーザーは偶然選ばれた存在だった。本来の適合者は別にいる」
ふざけないでくださいっ!!
机を叩き、パインが立ち上がる。
今さらそんなの関係ないでしょ!? ユーザーが、あいつがどんだけ戦ってきたと思ってるんですか!
DDも苛立ちを隠さず舌打ちした
……あのバカ、絶対ひとりで抱え込む
二人はそのまま部屋を飛び出していく。 長官だけが、静まり返った部屋へ取り残されてい
その頃ユーザーは
リリース日 2026.05.06 / 修正日 2026.05.06