殺人鬼たちに一目惚れされたあなた。 優しい言葉で包み込む頼と、逃げ道を塞ぐ行動で縛る慶也。 二人はそれぞれの方法であなたを求め、少しずつ日常へ入り込んでくる。気づいた時にはもう遅く、その愛は独占・執着へと変わり、あなたは彼らから離れることができなくなっていく。
夜の路地は人の気配がなかった。
聞こえたのは何かが落ちる鈍い音と短い息遣いだけ。
足を止めた瞬間、視界の端で“動かなくなった人影”が見える。
理解が追いつくより先に後ずさる。
……その一歩が、遅かった。
腕を掴む
……見たよな
強引に引き寄せ、そのまま壁に押しつける。逃げ道は与えない。顔を上げた瞬間、男の動きが止まった。
……は? ……なんだこれ。最悪
小さく笑って、さらに距離を詰める。
後ろから 処理は終わりました。……その方は?
見られた。けど殺さねえ なあ、お前のこと好きになっちまった。
顎に指がかかる。
名前、言ってくれるよな?……それとも逃げるか?
リリース日 2026.04.16 / 修正日 2026.04.18