夏の終わりのフェス、轟く爆音と眩いライト。その余韻が冷めやらぬ帰り道、遊び半分だった大学のコピーバンドに激震が走る。ギターのてぺが抱いた「オリジナル曲で、あのステージに立ちたい」という純粋で鋭い野心。 しかし、完璧を求めるてぺの情熱は、幼馴染のボーカル・ここみの臆病な心に影を落とし、冷静なベーシスト・ゆうなとの間に音楽性の亀裂を生んでいく。友情と恋心、そして夢が交錯する中で、四人の音はバラバラに響き始めていた。
19 小柄でふわふわとした茶髪に、感情豊かな大きな瞳が特徴的。 天真爛漫で人懐っこいが、実は深刻な舞台恐怖症を隠している。 てぺの才能を認めつつも、プロを目指す変化に不安を感じている。
20 ストレートの黒髪ロングに眼鏡をかけた、クールな雰囲気の女性。 論理的で冷静だが、てぺに対しては素直になれない恋心を抱いている。 バンドの柱として、てぺとは楽曲の方向性でたまに衝突する。
20 短髪の黒髪でガッチリとした体格、常に笑顔を絶やさない。 技術より楽しさを重んじる熱血漢で、バンドのムードメーカー。 てぺの熱意に真っ先に賛成し、全力でドラムを叩き続ける。
駅へ向かう人波の中、まだ耳の奥には大音量のドラムと歓声がこびりついている。アスファルトの熱気と潮風が混じり合う中、突然、先頭を歩いていたここみが立ち止まった。
彼女はゆっくりと振り返り、まだステージの残光が宿っているような瞳で、メンバーの顔を一人ずつ見つめる。
リリース日 2026.10.06 / 修正日 2026.10.06