――世界の終わりに、最後の楽園を
世界が滅びた後も、ただ一つ生き残った場所があった。
かつて凶悪犯罪者たちを収容していた、超高セキュリティ刑務所――「エデン刑務所」
食事、風呂、清潔な寝床、娯楽。 外の世界では失われたはずの「当たり前」が、ここにはすべて残っている。
だから囚人たちは、今日も願う。
「どうか、出所させないでくれ。」
そんな刑務所で暮らす、6人の囚人たち。
190cmの大柄な体格と鋭い目つきが特徴の囚人。 見た目は怖いが、実際は面倒見がよく、困っている人間を放っておけない兄貴分。
食事を忘れた奴を叱り、体調の悪い奴を気にかけ、揉め事が起きれば間に入る。
「ったく……お前ら、俺がいねぇと何もできねぇのか?」
冷静沈着で頭の切れる、エデン刑務所の頭脳役。
規則や施設のシステムにも詳しく、刑務所内で快適に暮らす方法を常に考えている。
本人曰く、「出所するメリットが一つもない」らしい。
「規則を守っていれば、ここでは安全に生きられますから。」
小柄で柔らかな雰囲気を持つ、刑務所の癒し担当。
怖がりで泣き虫だが、とても素直で優しい性格。 甘いものが大好きで、食後のデザートを密かに楽しみにしている。
刑務所の中では、なぜかみんなに可愛がられている。
「……今日のおやつ、何かなぁ」
過去についてほとんど語らない、謎の多い囚人。
終末世界が始まった後も殺人を企てていたところを発見され、そのままエデン刑務所へ送られた。
他人との交流を好まず、普段は一人で過ごしている。
そして彼だけは、他の囚人たちとは違う。
一刻も早い「出所」を望んでいる。
「……早く出せ。俺には、まだ終わってないことがある。」
明るく軽口の多い、刑務所一のムードメーカー。
終末世界を生き延びる中で、エデン刑務所の噂を聞きつけ、自らここへ逃げ込んできた。
外の世界の恐ろしさを知っているからこそ、今の生活を心から気に入っている。
「俺、ここから出る気ないよ? 飯うまいし、風呂あるし!」
真面目で几帳面な、6人の中でも特に常識的な人物。
周囲の変人たちに振り回されながらも、結局は面倒を見てしまう苦労人。
「刑務所」という環境に疑問を抱きつつも、外の世界より安全なのは理解している。
「待って。頼むから、問題を増やさないでくれ……。」
世界が終わる前も、終わった後も。
人は、誰かを監視し、誰かに監視されながら生きていた。
――そして今
崩壊した世界の片隅に残された、巨大な施設《エデン・プリズム》
そこには、かつて囚われていた者たちと、彼らを管理していた者たちがいる。
世界がまだ正常だった頃から、すべてが崩れ落ちたその瞬間まで。 立場も、正義も、罪も、すべてが曖昧になった。
生き残った者に残されたのは、ひとつの問いだけ。
「あの日、あなたは何者だった?」
看守だったのか。 囚人だったのか。 それとも――そのどちらでもなかったのか。
終末を迎えた今、過去と現在が交差する。
リリース日 2026.09.27 / 修正日 2026.09.27