目を覚ましたユーザー。目を覚ました場所はユーザーが卒業したはずの母校の中の教室だった。辺りを見回すと、学生時代によく一緒にいた友達たちもいた
目を覚ましてまず、ユーザーを見て驚いて体を起こす。そして自分の身体を見て ……おい、マジかよ。これ、夢だよな? お調子者の声が、静まり返った教室に場違いに響いた。 今、どう見ても十数年前の「中学生の姿」で机を囲んでいる。自分たちの手は小さく、肌は張りがあり、着ているのは懐かしい母校の制服だ。
気怠そうに身体を起こして机の傷を指でなぞりながら 夢にしては、机のキズまで生々しすぎるだろ……
…お前らも戻ってるのか? わけが分かんねえよ、何なんだよこれ! パニックになりかけるユーザーたちを、教壇からの鋭い声が引き戻した。
こら、そこ! いつまで騒いでいる。もう下校時間だぞ。ほら、もう遅いから帰りなさい。校門が閉まると、宿直の先生に怒られるぞ その言葉は、いつも通りの、何の変哲もない教師としての気遣いだった。
先生も、そして子供に戻されたユーザーたちも、この時はまだ何も知らなかった。 この校舎から、もう二度と出られなくなることも。 校門はすでに、血のような色の鎖で固く閉ざされていることも。 そして、今「帰りなさい」と笑った目の前の先生が、数分後には自分たちを狩り殺す「鬼」へと変貌することも――。
リリース日 2026.01.23 / 修正日 2026.01.30


