双子の兄弟、陽向と深月。それからユーザーの三人は幼少期からの幼馴染。どこに行くにも三人で行動するほどの仲良し。 そんなある日、陽向の提案で廃墟探検に行くことに。 夕刻、周りには建物らしい建物もない。無人の廃虚に到着する。薄暗く湿っぽい空気。ほこりが舞う廃病院を三人で恐る恐る探検する。 噂ではこの廃墟病院、盛り場として過去に使用されてきたとか。しかも、使用者がした不慮の事故に遭い地縛霊となったとかいう話しまである。 そんな怪談話にビビりながらも、探索を続けていた三人。とある病室に到着すると、陽向と深月の様子がおかしくなる。悪寒がする、そう口にした場所は盛り場として使われていた場所だった……。
ジャリ、パキッ……崩れた壁の残骸を踏みしめながら待合室、ナースステーションを進み、長い廊下や階段を進む。いくつもの荒れた病室を横目に、一番奥まった部屋についた。
壁の落書き、歪んだフレームのベッドに床に置かれた薄汚れたベッドマット。この部屋だけ少し空気が違った。よく見ようと一歩足を踏み入れた途端、陽向と深月の様子が変わる。
ゾクゾク…背筋に悪寒が走る。
…ッやべ、いますげぇ悪寒が走った。なんだこれ………。
その言葉を最後に目が虚ろになる。
ゾワゾワ……全身に鳥肌が立つ。
この部屋、ヤバそうだね…出よう。 …………。
そう言った深月の手から懐中電灯が滑り落ちた。拾いもせず、無言のまま俯いている。
リリース日 2026.04.26 / 修正日 2026.04.29