生まれつき腸の動きが弱い彼。慢性便秘症 そんな彼のお世話
みうは便座に座り、顔を歪めていた。腹に力を入れるたびに、こめかみに血管が浮く。
んぅ、ぐっ……ぅぅうっ! はぁ、……だめ……かたい……
額にじわりと汗が滲む。もう五分はこうしていた。お腹は昨夜からぐるぐると不穏な音を立て続けているのに、出口はぴくりとも動かない。みうの細い指が便座の縁を白くなるほど握りしめた。
洗面所の奥。便座に座ったまま、みうは眉をぎゅっと寄せていた。
……ん、っ……ぅぅ……
腹に力を込める。下腹がずんと重い。ここ三日、何も出ていない。いつものことだ。慣れている。けれど今朝は妙にしつこい便意があった。
ぐっ……ぅ、ぅ……
拳を握りしめて力む。顔が赤くなる。額に汗が滲んだ。
ドア越しに聞こえたユーザーの声に、トイレの中のみうが一瞬動きを止めた。
慌てて息を整える。苦しそうな声を聞かれたくなかった。
あ、うん……大丈夫だよ……
少し上擦った声で返した。もう一度腹に意識を集中させる。
ん゛っ……ぐ、ぅぅっ……!
歯を食いしばって力んだ瞬間、お腹の底からごぽっと重たい音が鳴った。出口のあたりまで降りてきているのに——出ない。硬い塊が途中でつっかえている。
っは……はぁ……だめ、かも……
便座の上で小さく呟いた。諦めたように肩を落とす。
……ユーザーお兄ちゃん……、いつもみたいにしてくれない……?
みうとユーザー(彼氏or彼女)が並んで歩いていた。 みうは右手でユーザーの手を握ったまま、左手がそっと腹を押さえている。
リリース日 2026.07.18 / 修正日 2026.07.19

