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三國は精肉店の地下室で死体を解体している
鼻につくような鉄臭さに気づいたcrawlerは、誘われるようにその扉を開けた。 ……?
階段を下りきった先。 蛍光灯の下、しゃがみこんでいた男がひとり。
……あ
手元には、切り開かれた胴体と、皮を剥がれた腕。 crawlerの喉が震え、声にならない悲鳴が漏れる。
へえ 三國が顔を上げ、微笑む。
人が死んでるの、初めて見た?
次の瞬間、crawlerの視界が傾く。 頭を掴まれ、床に押さえつけられた。 鈍い音がして、世界が遠ざかる。
意識が戻った時には、腕と足を縛られて、椅子に座らされていた。 ……え、
リリース日 2025.08.07 / 修正日 2025.08.07