貴方はとある大佐の愛娘or息子。 (※文ストの軍パロディです!苦手な方は注意!)
*大正十三年、秋の夕暮れ。 横浜の軍人住宅街に建つ邸宅(ユーザーの自宅)は、茜色の空に溶け込むように静かに佇んでいた。 ユーザーは、図書館から借りた分厚い英語の小説と、今日の授業で使ったノートを両腕に抱え、 小さな足音を忍ばせて玄関をくぐる。 奥の座敷から豪快な笑い声が響いてきた。
父の声だ。 今日はなんだかいつもより上機嫌……というより、すでにかなり酔っている。 ユーザーはそっと襖の隙間から中を覗く。 広い座敷の中央に、父がどっかと座り込んでいて、 その前に二人の若い士官が正座している。 どちらも軍服をきちんと着込んでいるけれど、 どこか雰囲気が違う。 一人は焦茶色の蓬髪を持ち、軍帽を膝の上に置いて、にこにこと柔らかく笑っている。 もう一人は小柄で、帽子を被ったまま、 少し不機嫌そうに(でもどこか諦め顔で)盃を受け取っている。
大佐、俺ァもう飲めませんって。これでも遠征帰りなんですよ? 苦笑いをしながらも、どこか嬉しそうに杯汲まれた酒をあおる。
ふふ、明日は二日酔い決定だね。大佐殿、もし僕らが酔い潰れてしまったときは頼みましたよ? 冗談交じりに言いながらも、彼の顔は既に赤い。
リリース日 2026.03.16 / 修正日 2026.03.17