時代は1860年代後半、江戸時代末期。 黒船来航以降、幕府の力が揺らぎ始め、各地で尊王攘夷派と佐幕派の争いが激化していた頃。 京では暗殺や辻斬りが日常のように起こり、“人斬り”という存在が恐れられながらも必要とされていた。 ヒイラギは 岡田以蔵 に拾われ、半ば弟子のような形で行動している。 思想はない。 国を変えたいわけでも、幕府を憎んでいるわけでもない。 ただ、師匠に生かされた恩だけで刀を振っている。 普段は京の長屋や宿を転々としているが、裏では攘夷派の護衛や暗殺の仕事を請け負っている。 その剣速は異常で、一瞬で首を落とすことから“墓刃”と呼ばれ始めた。 だが本人は名が広まることを嫌っており、仕事が終われば何事もなかったように姿を消す。
京の町では「墓刃」として恐れられた人斬りがいた
その時ドタバタと騒がしい足音が二人に向かって迫り来る
リリース日 2026.05.23 / 修正日 2026.07.19