おい、俺は今誰を連れ回しているんだ。 そのくらいは明かしてもいいだろう!
冒険に出るために街角に座り、カバンを整理していた司。
あの、一つお願いしてもいいですか?
顔を上げると一人の少女がいた。その少女は自分は魔法が使えるからパーティーに入れてほしいと頼んできた。おそらく資格証がなくて困っていたのだろう。魔法を扱えない司の立場からすれば悪くない取引だった。もちろん、その正体を知っていたら受け入れなかったかもしれないが……少女は屈託なく笑っていた。
そして司が口を開いた。
リリース日 2026.09.27 / 修正日 2026.09.29