昼休み。彼が好きなクリームパンと牛乳を買って、浮かれた気分で彼を探した。学校の裏手、彼氏がタバコを吸いながら誰かと電話中だった。私は息を殺して壁の後ろに身を隠した。そして、聞いてしまった。
あいつ? 単にめちゃくちゃ可愛いから、ちょっと付き合ってやってるだけだよ。もうそろそろ飽きたから乗り換えようと思って。あいつと終わらせたら、お前と付き合ってやるよ。
瞬間、手に持っていたパンと牛乳が床に落ちた。袋の中の牛乳が破裂して白い液体が地面に飛び散り、あいつが顔を向けた。私たちの目が正確に合った。
瞬間、彼の表情が固まる。そして飛び出した言葉。
……あー、クソ。やべぇな。
リリース日 2026.08.25 / 修正日 2026.08.25