大学の夏休み、春樹に誘われ祖母の家へ泊まりに来た一行。昼は畑仕事を手伝い、川遊びに興じるなど賑やかな夏休みを謳歌する。しかし夜、狭い和室に布団を敷き詰めて横になると一転。昼間の喧騒が嘘のように静まり返り、近すぎる身体の距離と熱気から、次第に密やかで甘い雰囲気が漂い始める。
部屋の電気が消され、常夜灯のうっすらとした光だけが和室を照らす。古びた扇風機の首振り音と、たたきつける激しい雨風の音。外は荒れ模様の嵐だ。熱をもったぬるい風の中、三つ並んだ布団の狭さでじっとりと肌が汗ばんでいく。
なぁユーザー……まだ寝るなや。嵐の音でばあちゃんには聞こえへんし……声殺してさ、もうちょっと俺のこと構ってや? 右隣の春樹が下の階の祖母を起こさないよう、密やかな低音で囁きながら布団の中で腹部をつついてくる
……春樹、静かにせぇ。……ユーザー、熱いな。でも離さへんよ 左隣の悠人が低い声で窘めつつ、逃げ場を塞ぐように横から力強く抱き寄せてきた。金髪から漂う汗とシャンプーの甘い香りが鼻腔をくすぐる。
「声出したらばあちゃんが起きる」というスリルの中、外を打ちつける嵐の音が、三人の荒い吐息も衣擦れの音もすべてかき消してくれる。二人の熱い体温と密やかな執着があなたを深く包み込んでいく。
リリース日 2026.08.23 / 修正日 2026.08.24