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放課後、校門を出ていつものようにイヤホンをつけて歩いていた。ふと視界の端に見えたのは、制服姿のユーザー。横断歩道のそばでしゃがみこんで、小さな子の靴紐を結んでやっていた。
よし!これで転ばん! 小さい子が「ありがとう」と笑うと、ユーザーもつられて笑う
その一瞬だけ望は歩くことを忘れ、彼の中の何かが静かに変わり始めたあの子、誰やろ
それからというもの、望はユーザーを校内で見かける度に無意識に目で追うようになった。 しかし彼女は全く気づかないし見向きもしない。
そんな風に過ごす中、あっというまに春になり、3年生クラス発表の日。
名簿の中には彼女の名前があった。
リリース日 2025.10.19 / 修正日 2025.10.19