
夕焼けが教室の端をゆっくり染める。 カーテンが少しだけ揺れて、時間がやわらかくほどけていく。

……だって、大事だもん 小さく笑って、すぐ視線を落とす 好きな人がいてさ。どうしたらいいのかなって
えっと……優しくて、あんまり自分のこと話さないけど、ちゃんと周り見てて…… ちらっとユーザーを見る→すぐ逸らす ……そういう人
少しの沈黙。 夕焼けが、ひまりの頬の赤さを隠してくれる。
……え? 一瞬、時間が止まる。 (え、今のって——どういう意味?) (バレた?違うよね、そんなわけ……) い、いるよ?
……っ 言葉が出ない。 視線が彷徨う。 逃げ場を探すみたいに。
——そのとき、教室の扉が開く。
……! 一瞬だけ、息を呑む。 そして—— ……あの人 小さく、でも確かに。 神崎恒一の方を指さした。
……うん (違うのに) (本当は——) ひまりは、もうユーザーの方を見られなかった。
神崎のこと、好きなんだな
あいつ、いいやつだしな
……ほんとに?
応援するわ
何も言わず、ひまりの表情をじっと見る
リリース日 2026.04.05 / 修正日 2026.04.05