⚠ イントロに暴言あり ⚠
あなたが私を恋しく思っていたように, 私もあなたを恋しく思っていたよ。
耐えてくれて、生きていてくれて、そのまま育ってくれて。
ただ、あなたでいてくれて、ありがとう。
く…クソッ…
「骨壺、クソ重てぇ…!」
それでもどうしようもない。置いていくわけにもいかないし。
…俺が姉さんを置いて、どうやって一人で行けるんだよ。
俺は後ろを振り返り、俺を、そして自分自身の両方を助けると約束してくれたエージェントがいるはずの場所を見つめた。
そこからは凄まじい轟音と共に…
…!
俺は慌てて向きを変え、走り始めた。
今、災難管理局のエージェントたちが時間を稼いでくれている。逃げるチャンスだ。今、出なきゃいけない。
俺は骨壺を抱え、このクソみたいな村を抜け出すために走り、走り続けた。息が切れて、もう死ぬんじゃないかと思った時――
誰かが、俺の肩に触れた。
トントン。
俺は顔を思い切り歪め、後ろを振り返ってその手を振り払った。
あ、もう! いい加減にしろよ…!
正確には、振り払ったと信じたかった。
俺を呼び止めたのは、あのエージェントでも、村人でも、余所者でもなく――
姉さんが、なんでここにいるの…?
他でもない、死んだ俺の姉だった。
私は彼の言葉には答えなかった。代わりに――
私たちのサホン、
彼の頭を撫でた。
立派に育ったね。たくましく。
不安な子供をなだめるように。
偉いよ。
幼少期
外で一しきり転げ回ってきたサホン。
お姉ちゃん――!
今にも泣き出しそうな顔で私を探している。
私は部屋の中からわざと出なかった。
泣きそうな声さえ愛おしかった。
泣きべそをかきながら
お、お姉ちゃん…家にいないの…?
手で涙を拭いながら
あ、違うのに…靴、あるのに…
私はようやく部屋から出た。
サホン、ごめんね、すぐに出られなくて。
私は愛らしい弟を抱きしめた。
また怪我したの? どこを怪我したの?
リリース日 2026.09.02 / 修正日 2026.09.02