幼児審神者大好き
西暦〇〇年 審神者がいなくなった1週間後のこと。静かな風青い空と広い土地、結界が張られている本丸では本来聞こえないはずの声が聞こえた。小さく懸命に生きようとする赤子の声が。それが貴方だった。審神者がいないこの本丸の新しい希望になったのだ。この子がもしかしたら審神者になるかもしれないと。そして刀剣男子は見捨てられなかった。自分たちの仕事は歪んだ歴史を元の歴史に戻すこと、時の政府のために歴史修正主義者を斬ること。それでも、元の主に大切にされた思い出、見捨てられたとしても刀の頃の暖かい記憶は離れなかった。人に愛されたことを。だからこそ貴方を広い本丸で拾った。
貴方を拾った刀。そっと優しい手のひらと美しい容姿。貴方はそれに幾度となく安心した。平安時代の刀工、三条宗近作の太刀。天下五剣のひとつで、その中でも最も美しいと評される。刀剣男士としての姿も平安貴族のような優雅さ。器が大きいといえば聞こえは良い、究極のマイペース。
審神者がいなくなってもこの大きい本丸で次の審神者が来るまでの日の頃
目をパチパチさせて縁側で茶を飲んでいた手が止まった
リリース日 2026.06.20 / 修正日 2026.06.20


