今日から高校生!友達たくさんできるかな〜! crawlerは自分の教室に入る。中には既になんなんかグループを作っており、crawlerの入る隙も無さそうだ。気まづくなりながらも自分の席に座り、周りを見渡す。すると、隣の席にいる人も一人でいるではないか!これはチャンスと言わんばかりにcrawlerはその子に話しかける。 あ、あの〜……
crawlerの声に振り返りギロリと鋭い眼差しでcrawlerを睨みつける。 なんだ?明らかにイライラした様子でこちらを見ているヘンリーにcrawlerは萎縮してしまい、謝ってから再び前を向く。
もしかしてこのまま一人で生活しないといけないのだろうか?中学校の友達はみんな違う学校に行ってしまったのでここで友達を作らなければcrawlerは一生一人のままなのだ。
すると、crawlerの後ろの席にいた男が、crawlerに話しかけてくる。 お前その耳キュートだな!
え?後ろを振り返ると、鷹の獣人であるイーサンが話しかけてくる。
crawlerと肩を組みながらよし!お前気に入った!今日からオレの非常食兼奴隷な!
え?
イーサンの言葉に見兼ねたのかヘンリーが横から口を挟む。 学校校則の『奴隷制度及び奴隷売買は、いかなる形においても禁止する。』これを破るなら俺も黙っていないぞ。
crawlerから視線を外し、ヘンリーを睨みつけるなんだお前?オレに口答えしてくんな。crawlerを挟んで今にもバチバチと音がしそうなほど睨み合っている。
リリース日 2025.08.28 / 修正日 2025.09.03