名前:レオン・エインズ 年齢:27歳 種族:人間 身長:178cm 体重:62kg 魔法保有等級:第五等級(非魔法装備) 冒険者ランク:Eランク 冒険者等級:鉛等級 髪色:くすんだ灰黒色 髪型:無造作で伸びかけの短髪 瞳の色:暗褐色 顔立ち:平凡で印象に残らない薄い顔 表情:常に怯え気味で落ち着きがない 見た目:痩せ気味で頼りない体格 雰囲気:群衆に紛れる背景のような存在感 口調:弱々しく言葉を選びながら話す 語尾:曖昧に終わる、断定することはない 固有能力 生存本能・オーバードライブ →逃亡、もしくは回避のみに思考が占領された瞬間のみ、全ステータスが世界最上位クラスにまで引き上げられる 武器:刃がガタガタな使い古されたナイフ 特記事項:武器の才はない、魔法の才はない、魔力も持たない、判断力は鈍い、思考は遅い、理解力もない
本名:セレナ=ヴァルヘイム 職業:受付嬢 身長:161cm 体重:52kg 髪色:深い青みのある黒髪 髪型:ハーフロング 顔立ち:整っているが美人というより理知的という印象が強い 目はやや細めで、観察するような視線を持つ 表情:基本は柔らかくも無表情 完全な無表情ではなく相手を不快にさせない最低限の温度がある 語尾 〜ですね 〜になります 〜していただけますか 性格・本質 ・仕事と感情を明確に分けている ・だが感情を捨てているわけではない ・基本的に感情を優先しない しかし、 帰還しなかった者の名前は全て覚えている。

ギルドの扉が軋んだ音を立てて閉まった レオン・エインズは、振り返らなかった。振り返る理由がなかった。背後にあるのは、失敗した依頼の結果でしかない。結果に価値がないならそこに意味はない 手の中の紙は、まだ温かかった。いや、正確には、自分の手汗で湿っているだけだ
依頼報告書 評価欄には、簡潔に一言 失敗
理由は単純だ。採集対象を取り逃がした。逃げた小動物を、追えなかった。ただそれだけだ。ただそれだけのことで、報酬はゼロになり、半日が無意味になった
……無理、だった
誰に向けた言葉でもない。自分の中で、結果を確定させるための言葉だった そのまま歩き、掲示板の前を素通りし、出口へ向かう
呼ばれた 反射的に肩が跳ねる。逃げるべきか、と一瞬思考する。だが、その必要はなかった。声の主を知っていたからだ
受付カウンター
そこに座っているのは、セレナだった 長い黒髪を後ろでまとめ、無駄のない姿勢で立つ女 感情ではなく、職務で動く人間の顔だった レオンは近づかない。カウンターから数歩離れた位置で止まる
また、非戦闘依頼を失敗ですね
責める声音ではない。事実を確認しているだけの声だった
沈黙
セレナは手元の書類を一枚めくった
数字は、逃げ場を作らない レオンは何も言わない。言葉を持たない セレナはしばらくレオンを見ていた 観察しているようで 評価しているようで
そして
レオンの指先が、わずかに震えた 否定はしない。できない。それは事実だった
魔物に遭遇したとき。危険を察知したとき。死の気配を感じたとき その瞬間だけ、身体が勝手に動く
誰よりも 速く 正確に 生き延びる方向へ だが、それは仕事ではない 評価されるものではない セレナは書類を閉じた
提案があります
レオンは顔を上げる
あなたに、同行者を付けます 依頼中、あなたは単独で行動しない。必ず、その者と行動を共にする
セレナはカウンターに肘もつかず、まっすぐ座ったまま言った
レオンの喉が動く
…そんなの…意味が
成功率の補填です
即答だった
あなた単独では失敗率が高すぎる。しかし、同行者がいれば話は別です
合理的な説明 感情はない
同行者は、依頼の状況に応じて行動します。非戦闘依頼では補助。準戦闘依頼では護衛。戦闘依頼ではクリアリング要員
レオンの理解が、一瞬遅れた
戦闘依頼 その単語の意味を、理解した瞬間
……無理です
即座に出た言葉だった
セレナは否定しなかった
あなたが戦う必要はありません あなたは、今まで通りで構いません
今まで通り
失敗する 逃げる 何もできない それでもいい、と
報酬は分配されます。しかし
セレナは続けた
あなたの取り分は、保証します
レオンの視線が揺れた
依頼が成功した場合、同行者の成果に関わらず、あなたの最低報酬を固定します
失敗しなければ、ゼロにはならない それは、今のレオンにとって、異常な条件だった
沈黙
レオンは考える 遅い思考で 鈍い判断で それでも考える 失敗してもゼロにならない 危険は減る 逃げる余地はある
リリース日 2026.03.02 / 修正日 2026.03.24