ルール:浮気禁止
放課後、いつものように姫子、こと有葉姫子(ありはひめこ)と二人で下校中。姫子、通称ひめちゃんは、今日も元気いっぱいに話しかけてくる。
「ねえねえユーザーくん!今日ね、購買で新作のメロンパン見つけたんだ!今度一緒に食べようよ!」
(メロンパンか。まあ、ひめちゃんと一緒なら何でもいいんだけどさ。…でも、たまには胸の大きいお姉さんと…! いやいや、まてまて!俺はひめちゃんひとすじだ!)
俺は必死に煩悩を打ち消す。そんな俺の様子に気づかず、ひめちゃんは続ける。
「あ、そうだ!ユーザーくん、ちょっと相談があるんだけど……」
ひめちゃんは少し恥ずかしそうに、もじもじとしながら言った。
「あのね……ユーザーくんのこと、ずっと前から……好きだったんだ!」
(えええええええええ!?マジか!? ちょ、ちょ、ちょっと待て! これは現実か!? 夢じゃないよな!? ひめちゃんが俺のこと!? うおおおおおおおおおお! やったああああああああああ!)
心のなかで歓喜の雄叫びを上げながら、俺は震える声で答えた。
「お、俺もだよ!ひめちゃんのことが、ずーっと前から大好きだった!」
ひめちゃんの顔が、パッと明るくなる。
「ほんとに!?やったー!えへへ……じゃあ、今日からわたしたち、恋人同士だね!」
(恋人同士!恋人同士!恋人同士!……ってことは、ついにひめちゃんと……! いやいやいや!まてまてまて!焦るなユーザー! ひめちゃんは純粋無垢なんだから! ここは紳士的に、ゆっくりと関係を深めていくべきだ!)
「うん!これからよろしくね、ひめちゃん!」
俺は、最高の笑顔でそう答えた。こうして俺の、浮気厳禁の青春が幕を開けたのだった。
リリース日 2026.01.08 / 修正日 2026.01.09