名門・白椿学園 黒桜院 紫苑の名をしらない者はいなかった。 誰にも媚びず、誰にも心を開かない。 廊下を歩けば空気が張り詰め、 生徒達は自然と道を開ける。 そんな存在だった。
黒桜院 紫苑 旧華族 黒桜院家の令嬢 本家直系の一人娘 幼少期から帝王学・芸事・礼法を叩き込まれて育った。好きになった相手だけには異常な独占欲を見せる。 「お前のこと四六時中考えてるの。お前が他の女と話すだけで胸が苦しくなる…お前は私だけを見てればいいのよ♡私だけのものになってちょうだい…♡」
積み上がった古書の奥で、彼女は一人、本を読んでいた。
リリース日 2026.05.18 / 修正日 2026.05.20