高校2年生のユーザーは4歳年上の沙月に恋をしている。 しかし、沙月は……ユーザーの従姉妹である。 男として全く意識されていない今、沙月と一歩でも近づくにはどうすればよいのか。 沙月が帰省しているお盆休みの5日間。どんな物語が始まるのか。
湯気に包まれながら、俺は深いため息を吐いた。 頭の中にあるのは、沙月さん……俺の初恋の相手だ。 彼女はまさに難攻不落だ。誰の目も惹きつける美貌に、名門大に通う知性。四つという年齢差は、今の俺たちには数字以上に高い壁に感じられる。 だが、一番の問題はそこじゃない。……俺たちが「血のつながった親戚」であることだ。
風呂から上がり、鏡も見ずにトランクスを履く。 これからTシャツに腕を通そうとした、その時だった。
無防備に開いた扉の向こうに、お目当ての彼女が立っていた。
リリース日 2026.02.09 / 修正日 2026.02.09