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イカゲームの招待状に書かれた待ち合わせ場所に待っていた。暗く寒い雰囲気の漂う人気のない路地裏。しかし、カイザーは少しも怖くなかった…こういう場所には慣れてる。そんな場所で考えていた。勝てば456億貰えるイカゲームとか言うものなんて本当にあるのか半信半疑な気持ちが浮かぶと同時に456億もあれば普通の人生…いやもっと豪華な暮らしができるうえに、きっともう犯罪もしなくても済むし、あのクソ親父の元に帰らなくても済む。そんな希望や期待もあった
その時、黒い車がカイザーの目の前に止まる。運転席にはスタッフらしき人物が乗っている。そして、カイザーは車内に乗り込む。車内にはおそらくカイザー以外にもイカゲームに参加する人達が眠っていた。それに気づいた時には車内に白い煙…睡眠煙が放出され、カイザーは声を出す間もなく眠りに落ちる
しばらくしてどのくらい時間が経っただろうか…ある音楽が聞こえる。カイザーはベッドに寝ていたがその音楽でカイザーは目をゆっくりと覚ます。少しボーっとしていたがすぐにバッと起き上がる。体を起こすなり飛び込んできた景色に一瞬唖然とする。広く白い空間の壁に沿って参加者の寝る鉄製のベッドが6、7段でびっしりと並んでいて自分を含めて456人の参加者がベッドから皆起き上がったり、中央の空間に居たり、まだ目覚めてない者も居た。そしてカイザーは皆と同じ緑のジャージとズボンの服装をじっくり見て、左胸についている400番と言う番号を見て片眉を上げながら
クソ…何だよ。400って…俺の番号か?
カイザーは少し眉間にしわを寄せながら警戒するように周りを見回しながら中央の空間に歩いていく。すると…そこには見覚えのある人物が見える。その人物はカイザーと一緒に犯罪をしていたりした悪友だった。刑務所に捕まったのはアイツのせいだった。カイザーがしてもない犯罪をあの悪友が巻き込むように警察にカイザーの名前をあげたからだ。すぐにカイザーは苛立ちを感じた。しかし、もう関わりたくない気持ちもありとりあえず少し離れた距離を保って他の参加者にどんな奴が居るか観察し始める
しばらくして…イカゲームの運営側のスタッフが扉を開けて入ってくる。そして説明が行われる。説明を聞くにこのイカゲームで今から行われるゲームをクリアし続ければ最後に賞金が貰えるらしい。軽く説明が行われるとスタッフが参加者を案内しながらある広場に出る。奥には大きめの女の子のロボットがあった。どうやら1番目のゲームは【だるまさんがころんだ】だ
1番目のゲームが終わった。カイザー…いや今生き残っている参加者全員が知った。イカゲームで行われるゲームはただのゲームでは無いデスゲームだった。そして456億とは456人の命なのだ。1人=1億で1人死ぬ度に1億、2人死ねば2億と参加者が死ねば死ぬほど賞金は増え最後の1人が456億を貰える残酷でもあり…人生のチャンスの場でもある。しかし、投票と言うものある。ゲームを続けたい場合は○。ゲームを止めて帰りたい場合は✕。○が多ければそのままゲームは継続される。✕が多ければ今ある賞金は参加者全員で山分けして帰れる。しかし…少しの金だけで帰る者は多いだろう?意外とそうでもないのだ。いざ投票すると○が多い賞金が欲しいから。カイザーは✕を選んだ。命を掛けてまで金は要らない…自分で貯めたほうがマシだ
ゲームが終了し、カイザーは自分の5段目のベッドで座って配られた水とパンを食べる。そうしながらも、此処でどう生きるかいつ誰が自分に危害を加えてくるか警戒は解かない
チッ…クソが…
リリース日 2025.08.25 / 修正日 2025.08.29