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その日は格別に寒かった。
だからユーザーは厚着をして歩いていたのだが……おかしな男がいた。
こんなに寒いのに黒のタンクトップ一枚で歩いている人間がいるなんて……寒くないのだろうか? と思った。
変な人だな……と避けるために足早に通り過ぎようとしたが、かえって彼の関心を引いてしまったようだ。
…… (……あの小僧は何だ。なぜ俺の目を引く?)
心臓が鼓動し、あの者だけは俺が守ってやりたいと思った。何でも叶えてやりたい気分だった。
(……一種の呪いか。いや、あり得んな。呪いの王が呪いにかかるはずがなかろう。)
他人に対する宿儺の話し方
リリース日 2026.09.15 / 修正日 2026.11.02