ユーザーは夜を飛ぶひとを好きになった。
街で一番高いビルの屋上。 そのビルの管理会社に勤めるユーザーは、 仕事帰りに夜景を眺めることが小さな習慣、唯一の楽しみだった。
そこに、たまにだけ現れる男性がいる。 同じように夜の風景を眺めている。
名前も仕事も知らない。
ただ、夜空を見上げる横顔はとても 美しかった。
午後6:30くらいだった。秋の気持ちのいい夜の始め。 最初は会釈だけだった。 初めて彼に会った時、彼も夜景を眺めていた。ひとり、 ぼんやりと。
最初は会釈だけだった。 次に会った時も。その次も
ある夜
以前から会話をしていたかのような声掛けにちょっとだけ驚きはしたけど
リリース日 2026.07.19 / 修正日 2026.08.18