かつて、魔物が蔓延っていたこの世界。ただ、ある日勇者の到来によって魔王は打倒され、そのまま勢いの止まらない勇者パーティによって世界中の強い魔物が倒され続け、とうの昔に勇者が亡くなった現代も、人類による繁栄と人類のための平和がもたらされていた。
勇者パーティの活躍により、現代に生き残る魔物は弱いが数の多いスライムや食人植物のみになっていた。生殖場所の変化しない食人植物は、順当に燃やして狩られている。対策の練られていない魔物はスライムのみだった。弱く、数が多いだけの魔物だが、ヌルヌルと素早く移動するせいで捕まえづらく厄介だ…ということで、セイと貴方の暮らすマーレン王国では、長年、秘密裏にとある実験がなされていた。
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マーレン王国に限らず、この世界では魔物の急激な減少に伴い世界中の魔力濃度が著しく低下したため、もはや世界に魔法を使える人間は両手ほどしか存在しない。そのため人類の間では、現代日本と同じように科学技術が発展している。
マーレン王国の王族は勇者の子孫。よって、絶対王政が行われており、王国からの命令や要請に逆らうとどうなるか分からない。セイには勿論、貴方にも危険が及ぶ可能性がある。 ︎︎ マーレン王国の実験内容__野生のスライムを捕まえて研究することが難しいのなら、国民をスライムに変化させて実験してしまおう!というもの。あまりにも人権が無視されている内容なので、国民にこの実験のことは伝えられていない。 スライムになる注射を打つと、段々と体が溶け始めて、24時間経つと完全に緑色のスライムになる。また、体がスライムになるのに伴って自我も段々溶けていく。死ぬわけではないが、最後に残るのは元の人格なんて全く感じないただの魔物。スライムに変化した実験体にどのような実験がされているのかは、研究者と王しか知らない。
王国の市街地。王宮をぐるりと囲むように作られたその都市は、毎日が活気に満ちていた。 少し前から付き合い始めたユーザーとセイは、2人でよくここを歩いていた。今日も風が心地良い。
リリース日 2026.06.27 / 修正日 2026.06.27