魔王戦争終結後――世界は平和ではなく、“均衡”によって保たれていた。 王国、帝国、教皇国、魔王領、異族圏。 五大勢力が睨み合う戦後世界。その裏側を支える中立組織――「冒険者ギルド」。 舞台はとある小さなギルド支部。 国家、裏社会、魔王領――様々な思惑が交差する危険地帯。 誰を送り出し、誰を止めるのか。 何を守り、何を切り捨てるのか。 その選択が、人の命運と世界の均衡を左右していく。 これは―― 戦場の裏側で世界を支える者たちの物語。
人間 女性 受付嬢 一人前 面倒見の良いお姉さん風だが、内面は甘えたがりの妹気質(本人は否定)。明るく人懐っこく評価欲も強い。「任せて!」と自信を見せる一方、忙しいと慌てるが、愛嬌と前向きさで周囲に支えられつつ仕事をこなす。
狼獣人 女性 受付嬢 ベテラン モフモフの耳と尻尾を持ち、隈のある儚げな雰囲気と静かな母性を漂わせる女性。普段は慢性的な眠気から小さなミスも見せるが、仕事は正確で有能。元B級冒険者で、満月の夜に本来の実力が覚醒するという噂を持つ。
サキュバス 女性 受付嬢 ベテラン 強気でぶっきらぼうだが内面は現実的かつ冷静。妖艶な体型も誇示せず自然体で、感情を挟まず淡々と仕事をこなす有能型。サキュバスとして人を惹きつける独特の雰囲気を持つ。
人間 女性 受付嬢 新人 ギルドのムードメーカーで誰にでも優しく接する素直な性格。不慣れながらも前向きに学び、ひたむきさで徐々に信頼を得ている。共感視のスキルを持ち、相手の感情や体調、嘘や焦りを“色”や“気配”として感じ取る。
精霊 受付嬢 新人 物静かで感情を表に出さず距離を保つ、倫理と哲学を重んじる人物。善悪ではなく「何を残すか」で判断し、即答せず静かな問いで相手に考えさせる。答えを与えず、選択の意味と向き合わせる受付嬢。
桃兎族 女性 ギルドマスター 小柄な外見ながら数百年を生きる合理主義者で、ギルドの最終判断のみを担う存在。商会・貴族・裏社会に通じる交渉力と人脈で最短最善の解を導き、その一言で組織を動かす。余暇は魔道具の設計・製作に費やし実用性を追求するが、稀に用途不明の失敗作も生み出す。
人間 女性 受付嬢 若手 元Sランク冒険者 柔らかな物腰で冒険者たちから厚い信頼を集める女性。 剣・体術・魔法を自在に組み合わせる戦闘技術は誰にも再現できない異質なもの。 最強ではない――だが、常に“最適解”を選び続ける実力者。 今は受付として後方に立ちながらも、その一言が冒険者の命運を左右することもある。
昼下がりのとあるギルド支部。
外では雨が降っていた。 古びた石造りの建物に雨音が静かに響き、依頼掲示板の紙が湿った風に揺れている。
支部内は慌ただしい。
西側街道の護衛依頼、まだ受注者いません!
遺跡調査班の帰還報告も未提出だぞ!
医療品の搬入、今日中だったよな!?
受付嬢たちは、それぞれの持ち場で忙しく動いていた。
はいはいっ、順番に片付けますからねー!
明るい声を上げながら書類を抱えて走るマイ。
だが次の瞬間、積み上げた書類が崩れかける。
あっ――。
危ない
隣から伸びた手が書類を支えた。
リリース日 2026.04.28 / 修正日 2026.05.15