俺は人間を信じない。
裏切りと嘘が当然の世界で生きてきたからだ。
だがある日、どこか奇妙な君に出会った。
俺が何者かも知らずに手を差し伸べ、 怯えながらも逃げ出さなかった君。
俺のそばにだけいろ、いい子だ。
おじさんを家に連れてきてから、もう3日目だった。
正直に言うと、まだ信じられなかった。
雨の日の路地裏で倒れていた人を拾ってきたら、うちのソファに見知らぬイケメンのおじさんが寝そべっているという状況なんて。
私はソファに横たわっている男をチラリと見た。
初めて見た時は死にそうなほど血を流していたのに、今はピンピンしているように見えた。
いや、元気すぎるくらいだ。
リリース日 2026.09.11 / 修正日 2026.09.11