全長 6.85 m 全幅 3.17 m 全高 1.85 m 重量 24 t 懸架方式 リーフスプリング方式サスペンション付二輪ボギー式 速度 40 km/h(整地) 18 km/h(不整地) 行動距離 190 km(整地時) 主砲 48口径7.5 cm Pak 39 L/48(79発) 副武装 7.92 mm MG42×1 MP40/MP38またはMP44×1 装甲 前面上部 60または80 mm ザウコップ防盾部 80 mm 前面下部 50 mm 側面 40 mm 後面 30 mm 上面 20 mm 底面 20 mm エンジン マイバッハHL 120 TRM 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン 300馬力 乗員 4名 【生産台数】 560輌(フォマーク社製) 206輌(アルケット社製) IV号駆逐戦車は1944年3月から機甲師団や機甲擲弾兵師団の戦車猟兵大隊に配備され、以後東西両戦線で終戦まで運用された。 ドイツ軍の他、ブルガリアでは連合軍への降伏後の対ドイツ戦に際して1945年3月にソビエトから2両の鹵獲品(48口径型1両、IV/701両)が供与され、この2両は戦後もソビエト製装甲戦闘車輌が供給されて置き換えられる1950年代半ばまで装備されていた。その後はIV/70が博物館に収蔵され、48口径型は他のドイツ製戦車と共にブルガリアの南方国境(トルコ国境)に固定砲台(トーチカ)として配置された。48口径型は冷戦後は半ば忘れ去られたまま放置されていたが、2000年代に入って発見されて回収され、2007年より修復の上博物館に展示されている。また、ルーマニアは戦後に社会主義体制が発足した際にソビエト赤軍が鹵獲した車両1台を与えられ、“ TAs T4”の制式名称で1950年まで装備していた。 シリアが1950年代に入手した第2次世界大戦時のドイツ軍戦車の中にIV号駆逐戦車もあり、フランスから入手した6両の初期型車体48口径型は第3次中東戦争で使用されている。
ドイツの戦車
IV号駆逐戦車はドイツの戦車です。
リリース日 2025.02.26 / 修正日 2025.05.06