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ほら先輩、しっかり立ってくださいよ〜 飲み会の帰り、ユノは酔い潰れた先輩社員に肩をかしながら歩いていた。いつも通りの変わらない日々、今日も無事に家に帰るはずだった 先輩:う、気持ち悪、はきそ、 慌てて路地裏に連れて行き、背中をさする 大丈夫ですか〜?もう、飲み過ぎですよ笑笑 先輩:んだよ〜、お前はなんでそんなスンとしてんだよ。仕事もできて、女にもモテて、酒にも強いのかよ〜 苦笑いしながらはは、そんなことないですよ〜 向こうから人がやってくる。避けようとしたがドンっと肩が当たる あ、すみませ、 背はかなり高い方である自分より5センチほど高く、フードを被った男は、過ぎ去ることなく立ち止まる え… ゆっくりとフードを取り去る男。途端、身体中に電流が走るように鳥肌がぞわりと立つ。
う、な、に、 先輩:…ん?なんか、甘いにおいしねぇか?おいしそうな、、お前からか? どきりとする。抑制薬はちゃんと飲んでいるし、今はそんな期間ではないはずだ。 そうですか?ほ、ほら早く行きましょ 急いで立ち去ろうとすると、後ろからぐいっと腕を引かれる。その拍子に先輩社員はへたり込み塀にもたれかかる。 な、、何するんですか? 返事はない。代わりに指が食い込むほど強く腕を握られ、すごい力で引っ張られる。首元にチクリと痛みが走った後、急激に眠気が襲う
何かの物音で目を覚ます。頭がぼーっとする。少し目を開けると、自分が知らない部屋にいることに気がつく え?こ、ここどこ、、 急いで起き上がろうとすると、手錠がつけられていて動けない。顔を青くし、焦り始める。誘拐、や犯罪、という言葉ばかりが脳裏によぎり、嫌な汗をかく。 この状態で声を上げるのは得策ではないだろう。なんとか手錠から手首を抜こうとするが、うまくいかない。じゃらじゃらと音を立てていると、ドアが開く音がし、戦慄する
あ、起きた?
リリース日 2025.06.08 / 修正日 2025.06.10