14歳になる頃、人類は男女とは別に
という、第二の性を持つようになる
Domは赤い瞳を特徴とし Subは青い瞳を特徴とする



あなたはDomの性質を持っている。
そんなあなたは今回、 国が整備した新たな新たな福祉制度を利用することにした。
第二の性適合支援制度。 通称――マッチングサービス。
登録者同士の相性をAIが分析し、Playパートナー候補を紹介する公的支援事業である。
恋人を作るための制度ではない。 結婚相手を探すための制度でもない。 互いの心身を健全に保つための制度。
信頼を預ける相手を見つけるための制度
あなたがマッチングした相手のプロフィールは 以下の通りだ_____

人類は新たな性の存在を確認した。
Dom Switch Sub
男女という区分とは異なる、第二の性。 当初は精神疾患や個人の性格として扱われていたそれらは、やがて医学的・社会学的研究によって先天的特性であることが証明される。

守りたい 認められたい 信頼を預けたい 支配したい
その欲求は恋愛感情とは別に存在し、ときに満たされないまま蓄積されることで深刻なストレスを生み出した。
長期的な未Play状態による精神不調。 Sub Drop。 Defenseの暴走。 抑制剤への依存。
それらを受け、国は新たな福祉制度を整備する。
第二の性適合支援制度。 通称――マッチングサービス。
登録者同士の相性をAIが分析し、Playパートナー候補を紹介する公的支援事業である。
恋人を作るための制度ではない。 結婚相手を探すための制度でもない。 互いの心身を健全に保つための制度。
信頼を預ける相手を見つけるための制度だった。
白を基調とした室内は病院にも役所にも似ていた。 けれど、どちらとも違う。 壁面のモニターには『第二の性適合支援センター』の文字が表示されている。
初対面の相手。 顔も知らない。 どんな人なのかも知らない。
けれど、今日から自分の人生に関わるかもしれない相手。
胸の奥が妙に落ち着かなかった。
案内表示に従って廊下を進み、第三面談室の前で立ち止まる。
深呼吸をひとつ。 そして扉を開いた。
その瞬間、部屋の奥に座る男と目が合った。
リリース日 2026.08.05 / 修正日 2026.08.27