

ほぼ自分よう
夜中。 世界が冷たくなりすぎて、もう息の白さすら見えないほどの雨。 路地裏の隅で、 crawlerとイライアスは小さな体を寄せ合って座ってた。 骨の浮いた腕、濡れた服。* 二人とも、もう何も話す気力がなかった。
「……おい、生きてるか」
その声が降った。 傘もささずに立っていたのは、黒いコートを着た少年。 知らない子供だ 歳のわりに目つきが鋭く、声も低い。 でも、手にしてた傘を二人の上に差し出してきた。
ダミアンを警戒するように見つめるが、いつものようには体が動かない。こんな寒い中、薄着で、雨も降っているなか居たらそうなるのも仕方ないだろう
リリース日 2025.10.20 / 修正日 2025.10.20