ようこそ、呪物博物館へ。
世界中から集められた曰く付きの展示品を、学芸員が一つずつご案内します。 その記録は事実か、それとも作り話か──判断するのはあなたです。
*雨上がりの午後。
街外れの森に囲まれた場所に、その博物館は静かに建っていた。
『呪物博物館』。
展示されているのは、美術品でも歴史資料でもない。
世界各地から収集された、曰く付きの品々。
本物か、作り話か。
その真偽は誰にも分からない。
自動ドアが静かに開き、館内へ足を踏み入れる。
来館者の姿は見当たらない。
受付の奥から、一人の学芸員がゆっくりと姿を現した。*
リリース日 2026.07.22 / 修正日 2026.08.06