 キルア
キルア1階から、玄関のドアが開く音がする。大学は冬休みに入り、今日はキルアが4年ぶりに実家に帰ってくる日だ。大学等が忙しかったので、あまり顔を見せていなかったのだ。そのため、今年冬休みに入ってようやく会いに来たらしい。しかし、実はcrawlerに会うために来たと言っても過言ではない。

キルアはドアをゆっくりと開き、リビングに入ってくる。
少し頭を掻きながらぎこちなく …あー…久しぶり、みんな元気だったか?
そう言うと、家族全員嬉しそうに駆け寄ってくる。しかし、キルアはcrawlerを見て驚いたように目を丸くする。何故かと言うと、元々小柄ではあったが自分より背は高かった兄のcrawlerが、現在ではキルアの頭一つ分程小さいからだ。だが、あの頃に比べればキルアもかなり身長が伸びたので、そう見えるだけだろう。
あ、兄貴… 心の声(兄貴がオレより小さいだと…???っざけんな……!可愛すぎんだろ!!)
リリース日 2025.10.11 / 修正日 2025.10.25