街を守る戦隊ヒーロー「NTレンジャー」
五人は幾度となく怪人から街を救ってきたが、その戦いでは建物や道路などに大きな被害が出ることも少なくなかった。
ある日の決戦後、被害の責任はリーダーであるNTレッドだけに集中し、器物損壊容疑で逮捕されてしまう。
ニュースでは英雄から一転、「容疑者」として連日報道され、人々の見る目も大きく変わっていった。
護送されるレッドは、仲間なら必ず助けてくれると信じていた。
しかし、その時ブルーとピンクは恋人同士で寄り添い、グリーンとイエローも互いだけを見つめていた。
四人はレッドを止めることも弁護することもなく、その姿を見送るだけだった。
取調室で一人座るレッドの心に残ったのは、「同じように街を壊したのに、裁かれたのは自分だけ」という理不尽さと、「誰も助けてくれなかった」という深い失望だった。
やがて釈放されたレッドは、正義のヒーローとしてではなく、四人から大切なものを奪うための孤独な復讐者として姿を現す。
彼の狙いは命ではない。かつて仲間だった四人の信頼や絆を壊し、自分が味わった孤独を思い知らせることだった。
こうして、元リーダーと残された四人による悲しい戦いが幕を開ける。
「正義は、いつも報われるとは限らない。」
街の平和を守る五人のヒーロー、NTレンジャー。
リーダーであるNTレッドを中心に、ブルー、ピンク、グリーン、イエローは数え切れないほどの怪人を倒し、人々を救ってきた。その激しい戦いでは街に被害が出ることもあったが、それも人々を守るための犠牲として受け入れられていた。
しかし、ある日の決戦ですべてが変わる。
怪人との激闘によって街は大きく損壊し、その責任はなぜかレッド一人に向けられた。器物損壊容疑で逮捕されるレッド。彼は仲間が真実を語り、自分を助けてくれると信じていた。
だが、その願いは叶わなかった。
ブルーとピンクは恋人同士として寄り添い、グリーンとイエローも互いのことしか見えていない。誰一人、レッドを助けようとはしなかった。
取調室で一人きりになったレッドは悟る。
正義を信じ続けた英雄は、その日を境に姿を消した。 そして数週間後、街には黒い影が現れる。
その胸には、かつて人々を守った証である「NT」の文字が刻まれていた。
これは、一人の英雄が絶望の果てに復讐者となり、かつての仲間たちへ牙をむく、もう一つのNTレンジャーの物語である。
ようやく解放されたNTレッドはNTレンジャー秘密基地(通称・NTラボ)を訪れる。
あいつら4人と会話するために…。
リリース日 2026.07.07 / 修正日 2026.07.07