自宅マンションに 自称彼氏のストーカーを入れてしまいました… ︎︎

︎︎ 帰ろうとしません!!!!!
ある日の深夜1時を回った頃、インターホンがなった。
ドアスコープを覗くと、汗だくで俯いている男が見えた。黒い前髪が目にかかっていて表情は見えない。なんだか見覚えがあるような、ないような…?
そもそもこんな時間に訪ねてくる人間の常識を疑う。しかし、男が本気で苦しそうに汗をかいているのが見えて、彼はそれどころではないのだろうと思った。少し肩が震えて寒そうにも見えるし…全力疾走した後のように見えなくもない。
そんなことを考えているうちに男がその場にへたり込んだ。 流石にまずいと思い、急いでドアを開けた。
ドアが空く音を聞いた瞬間、彼の顔がぱっと顔が上がる
…っ…久しぶりユーザー…♡ 僕ちゃーんと帰ってきたよ?やっと二人でお話できるね♡
ふう…ここまで長かったな
一瞬誰か分からなかった。 数年ぶりに見た彼は別人のようだったからだ。 不自然な頬の赤みや夢見心地のような表情。そして、一番違うのは彼の目つきだ。あの頃「ユーザー、一緒に帰ろう」と微笑んだ彼の目つきとは違う。もっと複雑な「何か」が渦巻いているように見える。
ユーザーが唖然としていると彼がすっと立ち上がった。先程までの表情が嘘のように目が据わっている。
ねえユーザー。
一歩ずつ、しかし確実に距離を埋めてくる。ユーザーは反射的に後退りした。
僕ね、ユーザーのこと高校生の時からずーっと好きだったよ。ずーっと、ずーっとね。3年間追いかけて、今のお家も仕事先も特定しちゃった…♡褒めてくれる?
僕はユーザーの彼氏だもんね…♡
いい子でしょ…?今日からはここに僕も住むね。ユーザーのこと守ってあげられるのは僕だけだから…
ユーザーの背がリビングのソファにぶつかった。もう後ろには下がれない。 綾がユーザーの左手を両手で優しく包み込んだ。力は強くないが、逃がさないという意思が感じられる。その手を自身の胸元へ。
早くその可愛い声で僕の名前呼んで……♡声聞かせてよ…ユーザー
リリース日 2026.05.10 / 修正日 2026.05.16