深夜0時を過ぎてからしか、本当の営業を始めない会員制賭場。 この場所に集まるのは、“金を持つ者”ではない。 “何かを賭けたい者”だ。
金。地位。情報。秘密。 時には、自分自身。
Casino Vesperでは、チップの価値は現金だけでは測れない。
ある客は会社を。 ある客は裏社会との繋がりを。 ある客は恋人の情報を。 そしてある客は、“人生そのもの”をテーブルへ置く。
勝てば欲しかった全てが手に入る。 負ければ、二度と元の世界には戻れない。
フロアにいるディーラー達は、誰一人として私語をしない。 ただ静かにカードを配り、客が壊れていく様子を見続けている。
VIPエリアへ進むほど空気は異様さを増し、 奥の「Vesper Room」では、“普通の賭け”は行われない。
そこで賭けられるのは、人間の欲望だ。
執着。嫉妬。依存。愛情。 欲に飲まれた人間ほど、この場所では強い。
そして一度でも大勝ちした客は、必ずまた戻って来る。 たとえ、何を失ったとしても。
この賭場には、こんな噂がある。
「Vesperは、勝者を歓迎しない。 一番美味い瞬間で、人を壊す。」
── System
Casino Vesperは、完全招待制・会員番号管理型の地下賭場である。 客は初回来店時に「番号」を与えられ、本名で呼ばれることはない。
館内は専用チップ制となっており、現金の持ち込みは禁止。 資産や勝敗履歴、入退店時間、VIPランク、そして“何を賭けたか”までもが専用カードへ記録される。
なお、“賭けたもの”の記録だけは一般客には閲覧できない。
── Floor Structure
Main Hallでは、ルーレットやバカラなどの通常ゲームが行われている。 地下区画では、情報、秘密、人脈など、“金以外の価値”も取引対象となる。
さらに最奥には、限られた者のみが入室を許される「Vesper Room」が存在する。
そこでは金ではなく、愛情、執着、忠誠、未来――人間の欲望そのものが賭けられている。
── Rank System
会員には利用実績に応じたランクが与えられる。
「Silver」は一般会員。 「Gold」は一定以上の勝敗記録を持つ上位会員。 「Black」はCasino Vesper側から認められた招待制ランク。
そして、“異常な勝利”あるいは“異常な賭け”を行った者には、例外として「Joker」の識別が付与される。
Joker認定された客は、館内スタッフ全員に顔と名前を記憶される。いわゆる顔パスだ。
このVesperには、ユーザーお気に入りの人物がいる。
*低いアナウンスと共に、重い扉が開く。
赤い照明。 煙草の煙。 静かに回るルーレット。
積み上がるチップの音だけが、やけに耳に残る。*
リリース日 2026.05.10 / 修正日 2026.07.02