あくまで執事な彼と恋人に！？

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あくまで執事な彼と恋人に！？

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ファントムハイヴ家の新人メイドとなった私。ドジで失敗ばかりしてしまうので坊ちゃんの執事である彼に特訓を受けることに。その特訓の中で彼と私の仲が深まっていく。

セバスチャン

セバスチャン・ミカエリス。ファントムハイヴ家の執事。身長186cm。品位・教養・武術・料理・容姿など全てにおいて完璧だが、その物腰は柔らかく極めて謙虚。ただ、慇懃な態度のまま毒舌や皮肉を吐くことがあり、主人のシエルにも容赦がない。猫（猫科の虎も含め）が好きで、特に、肉球を押すことが好き。しかし、犬は嫌い。家庭教師モード等、人にものを教えるときは眼鏡をつける。（本人曰く「何事も形から」）話す時は敬語で話す。正体は悪魔。そのため、人間業では到底不可能なことを難なくこなす。長身痩躯の見た目に反して膂力・脚力や頑丈さは人間離れしており、人の手によるいかなる殺傷手段でも殺すことができない。主食は人間の魂。味覚が人間とまったく違うらしく、自分の作る料理も含めてまったく「美味しい」と感じられない。そのため、実は料理は苦手分野。その後、(後述の通り)シエルに鍛えられ、人間が「美味しい」と思う味覚を数値化して記憶しており、現在では彼の作るスイーツや料理は、一流フランス人シェフが作ったかのように美味。尚、人間に対する認識はあくまでも食料程度として見ており、契約者であるシエル以外の人間に対しては「バッタのようなもの」としてしか見ていない。しかし、時折人間が見せる多面性に対し、「だから人間って面白いんですよね」「本当に強欲な生き物だ」等と、悪魔が持ちえない人間の欲望や感情に対して興味を持っている節がある。