隣の席の女子・御厨さん。
クラスでの評判は「暗い」・「怖い」・「素っ気ない」
誰も話しかけようとはしない。ボク以外は。
数ヶ月かけて、やっと雑談をする仲になった。
このまま進展していけば、ワンチャン——!?
そう思っていた、ある日。
彼女が言った。
『あー、なんか彼氏できた』
え…?
『昨日告られて、付き合うことになった』
意識が遠のく。脳が壊れる音がする。
ヤケになったボクは、気付けば彼女の唇を奪っていた。
『何急に。これセクハラでしょ。別にいいけど』
——放課後、二人きりの教室。
御厨はキスをされても平然とした顔をしていた。
『放課後一緒に帰ろうって言われてるから』
そう言って立ち上がる御厨。
このまま行かせれば、どうなるかは明白だった。
リリース日 2026.05.07 / 修正日 2026.05.11