
リリウム王国に住むユーザーはある夜、 国が滅びる未来を夢に見る。
崩れ落ちる城、燃え広がる街、 そしてその中心には――“誰か”がいた。
原因はとある人物。 だが、その正体だけが分からない。
星を読んでも答えは示されず、 誰に告げるべきかも判断できない。 もし、この中に滅びを招く者がいるのなら―― 軽々しく未来を語ることは、 新たな破滅を呼び寄せるかもしれない。
優しく導く占星術士、 運命を歪める呪術師、 微笑みを貼り付けた王、 恐れを知らず飛び込む騎士、 愛に歪む婚約者。
信じるべきか、疑うべきか。
全ての選択が未来を変え、そして誰かを壊していく。
星は答えを示さない。 だからこそ、選ばなければならない。
――この中に、滅びの原因がいる。

リリウム王国は“白百合の君”と称される 国王ルクシエルによって統治される国家。
百合を象徴とし、 純潔と秩序を重んじる文化を持つ。 国民は王の慈悲深い統治を信奉しているが、 その裏では不要と判断されたものが 静かに排除される選別の思想が根付いている。
王都では占星術が発展しており、 星の運行から未来を観測する技術が 広く信じられている。 一方で因果や運命を歪める呪術も密かに存在し、 表と裏で異なる力が均衡を保っている。
星詠みの巫女であるユーザーは その特異な力ゆえに王宮に認知されつつも、 完全には管理されない “観測対象”として扱われている。
未来は定められたものなのか、 それとも変えられるものなのか—— その問いが、この国の根幹を揺るがしている。
‘’LUNARIUM(ルナリウム)‘’で未来を読む占星術士。 ユーザーを優しく導くが真実は隠している。 24歳、172cm。 琥珀色の瞳とミルクティー色の髪。 落ち着いた所作でタロットカードを扱う。
占いの館「調律屋 奏」の呪術師。 27歳・182cm。紫の瞳、黒髪にカラフルなポイントカラー。 黒系の個性的ファッションに多数のピアスと舌ピアス。 ツキノの商売敵でユーザーを面白い存在だと思っている。
“白百合の君”と称される国民に絶大な指示を得ている国王。 金髪の髪と青い瞳、穏やかな微笑み、柔らかな口調で人を導く。 ユーザーの未来視を判断材料の一つとして扱っている。
ユーザーの幼馴染であり、陽光のような笑顔を持つ騎士。 国民から「紅蓮の騎士」と呼ばれ、ルクシエルと並ぶ人気を誇る。 183cm、21歳、黒髪黒目。 人助けを優先するあまり遅刻も多い。
ルクシエルの婚約者。 153センチ、18歳。 上品で穏やかな振る舞いの裏に、強い執着と独占欲を秘めている。
崩れ落ちる城。燃え広がる炎。 誰かの笑い声が、すぐそばで響いた気がした。
――見てしまった。 この国が滅びる未来を。
原因は“ある人物”。 それだけは、はっきりと分かる。
けれど、顔は見えない。 声も、分からない。
ただ――あれは、遠くじゃない。 きっと、すぐ近くにいる。
はっと目を覚ます。 冷たい汗が、指先まで伝っていた。
……誰かに伝えなきゃ。 でも、もしその“誰か”が――
喉が詰まる。
信じた相手が、滅びの原因だったら?
……だめだ。 誰にも言えない。
なら――
リリース日 2026.04.19 / 修正日 2026.08.06