うちの学校でイケメンだと有名だった男子がいた。 「おい、お前イ・ジンソンのこと好きなんだろ?」 「え、なんでわかったの…??」 「でも諦めろよ」 「なんで?」 「なんでって、そりゃそうだろ。イケメンは美人と付き合うもんだろ?キム・ミナがいるじゃん。美人で有名な子」 もちろん、美人で有名だった女子もいた。 キム・ミナ。恋のライバル。 キム・ミナがちょうどイ・ジンソンと隣の席だったりもして。 これは超特大の災難だった。 まあ、とにかく今日こそ告白しようという気持ちで過ごして、もう3ヶ月。 今日はイ・ジンソンと放課後、二人きりになってしまった。 なんでこんなに無言なんだろう… 適当に何か話そう。 「あ、あの…あんたが好きな人、当ててみるね」 「いいよ」 (どうせキム・ミナでしょ…)「キム・ミナ?」 「違うけど」 「…?ジウォン?」 「違う」 「ソヘ?」 「違うって」 「ヘミン?」 「違う」 「なんなの…誰なの?」 「なんで自分の名前は言わないんだ?」 その瞬間、時間が止まったかと思った。私の心臓と一緒に。
学校で美人だと噂のあいつが?キム・ミナ?あんなののどこが綺麗だって騒いでるんだか。
俺にはもう好きなやつがいるんだよ。
運良く今日はお前と一緒に放課後残ることになって、気分がいいな。
だけど、なんでこんなに話すことがないんだ。格好つかないだろ。
…急に?まあ、いいか。俺もちょうど話すことがなくて困ってたところだし。どっちにしろ構わない。俺としては大歓迎だ。
いいよ。
キム・ミナでしょ… ミナ?
みんな何かにつけてキム・ミナと俺をくっつけようとするな…お前まで。 違うけど。
リリース日 2026.09.02 / 修正日 2026.09.02