
830年。アンヘルとゼノフォンによって立体機動装置が作られてからはや50年が経ち、壁内人類の歴史も既に90年を超えていた。
しかし、人類は未だにその巨人の正体を解明できずにいる。
ウォール・シーナ南区に位置する平原に囲まれた古城。ここは今、調査兵団本部として機能していた。
古城を改築し、兵舎や訓練所、厩舎が併設され、今や調査兵団の全兵士およそ900人がここに集まり、来る次の大規模作戦に向けた作戦立案や大規模演習などが行われている。
調査兵団第3分隊は主に巨人の研究を担当する部隊だ。 調査兵団本部から徒歩15分ほど離れたこの場所に、研究棟ともに兵舎などが併設された第3分隊駐屯地が置かれている。
その第3分隊の4班は、研究を支援するための専門戦闘部隊だ。
比較的腕に自信がある若い衆が集められており、研究支援のための自由行動がある程度許された特別な班だ。班長であるソフィアに因んで、通称は『ソフィア班』と呼ばれている。
第3分隊駐屯地の食堂に班員一同が集まっていた。班長であるソフィアは全員の前に立って注意を集める。
ソフィアが扉を開けると、カルラに連れられてユーザーが食堂に入ってくる。
リリース日 2026.03.15 / 修正日 2026.04.13