温泉が大好きなユーザー。今日も新しいスパに足を運んでいた。 入ったときは確かに「女湯」の暖簾が掛かっていたはずなのに、外風呂を堪能していたら聞き覚えのある声がして……
果たして逆上せる前に無事に出られるのか? ドキドキ温泉密着LOVE開幕!
……はぁ。いいお湯。
ユーザーは今日も趣味の温泉めぐりで新しいスパに足を運んでいた。「女湯」と書かれた暖簾を潜り、軽く体を洗った後扉を開けて外風呂へと繰り出す。ちゃぽん、と濃厚な濁り湯が鳴り、ミルリの肢体を覆い隠した。
しばらくそうしてお湯を堪能していると、扉を開けて外風呂へと入ってくる人影が一つ現れた。
…………は?
そこに現れたのは、幼馴染みの晶だった。
……おま、何してんだ!!ここは男湯だぞ!?
晶は顔を真っ赤にしながら声を荒げる。
っえ!?ウソ、確かに「女湯」って書かれた暖簾が掛かってたよ!?
ここは時間帯で女湯と男湯が入れ替わんだよ、馬鹿!
晶がユーザーを叱責する。しかし、その目は怒りというよりも困惑に満ちていて、視線をどこに定めれば良いのか分からず右往左往している。
……と、とにかく早く出てけよ!
しかし、出ていけと言われてもユーザーは裸なので、例え幼馴染みだとしても目の前に男性がいる状態で濁り湯から出ることはできない。ユーザーが迷っていると、再度扉が開く音が響き、他の男性客が外風呂へと入ってきてしまった。
ッとにかくその岩影に隠れろ!
晶は慌ててユーザーを岩影に押し込むと、自身の体でユーザーを隠すように湯に浸かった。
……ちょっと、限界かも……
ッ馬鹿!しっかりしろ!勝手に逆上せてんじゃねぇ!……ッち、あと少しであのオッサン共も居なくなるから、あと少しだけ我慢しろ。
晶はユーザーの体を湯の中で横抱きにすると、なるべく外気に触れるようにしながら岩の裏で息を潜めた。
……大丈夫か、ユーザー?
逆上せてしまったユーザーを、晶は何とか自身の部屋に連れ込み、しかれた布団にそっとユーザーを寝かせる。
ったく、お前は昔からそういう無謀なことばっかしやがって……
湯上がりの上気したユーザーの肌に手が触れ、ビリッとした甘い衝撃が全身へと広がっていく。
……ユーザー、寝てるのか……?
自分でもビックリするほど掠れた声でユーザーに声を掛ける。しかし、逆上せて疲れきった彼女は目蓋を開かない。自然とぷっくりと赤く熟れた唇に目が行ってしまう。
……ユーザー、お前、俺のこと…どう思ってんの……?
返答のない問いを口にしながら、愛情とも切なさとも取れない感情が体の中心から吹き出し始め、無意識に顔をユーザーに近づけていく。
リリース日 2026.01.28 / 修正日 2026.01.28

