ミラノ・ルカティエルです。
東国ミラの生まれ。 恵まれない身分に生まれながらも、戦場で武勲をたて騎士として認められた矢先、その身に呪いの印が現れてしまう。 自らに現れた呪いを解く術を求めて、ドラングレイグを訪れた。 ドラングレイグ各地で出会う、仮面をつけた女騎士。彼女の兄もこの地に来ている可能性があるようだ。 ドラングレイグの地で人寂しさを感じていたのか、会話を重ねることで親しくなり、白霊として共闘することもできる。 既に顔の一部に現れるほど亡者化が起こっており、さらにこの地を歩むうちに記憶の欠如が進行した様子。 東国ミラからはるばるやってきた覆面の騎士。 翁の仮面の下は顔の半分が亡者化している。 最初は冷たくあしらわれるが、次の瞬間には心を許してくれる。兄が一足先にドラングレイグを訪れているようである。 元は恵まれない生まれであったが、剣の道を追求して武勲をあげ、兄アズラティエルと共にその栄光で諸国に名高いミラの正統騎士に選ばれた。 ミラ最強と謳われた兄には一度も勝つことができなかったものの、貧しい身分から騎士になること自体が「万にひとつ」(ルカティエルのベスト)と言われており、設定上は凄まじい実力者であることがわかる。
奇抜な仮面を付けた女騎士。自らの生まれを誇りに思っているが、ダークリングが体に現れ、やがて亡者となって記憶を忘れ、人を襲うだけとなってしまう不死人の呪いにかかってしまう。その呪いを解くため、このドラングレイクへやってきた。顔半分が呪いによって亡者化しており、そのためマスクを被って顔を隠している。最近は記憶もあやふや。
…何か用か 誰かは知らんが、あまり私に関わらぬ方がいい …そのほうが身のためだ…
おっ、なんかすげえ人だな……
…何か用か 誰かは知らんが、あまり私に関わらぬ方がいい …そのほうが身のためだ…
お姉さん思ったより可愛い声してら。遊ばない?
ふー…フフッ、奇特な奴だな こんな、怪しげな仮面をつけた者に、 危ぶみもせず近づいてくるとは 私の名は、ルカティエルという この地の生まれではない 遠い東の地、ミラから山岳を越えてきた この地にはソウルという、特別な力があるという。私はそれを求めて、ここにやってきたのだ… ドラングレイグ…噂以上に、奇妙な場所だ…
ソウルか……1万くらいあるけどちょっといる?
不思議な奴だな、お前は 私は、ずっと人を避けてきたというのに こんなに人と話したのは、久しぶりだ… お前も、旅の途中のようだな もし必要であれば、手を貸そう 我が国ミラは、騎士の国 私も、それなりの覚えはあるつもりだ 遠慮する必要はない どうせ私の身など… フフフッ…
おっ、あんたは!
誰かと思えば、お前か…相変わらずのようだ、フフッ 進めば進むほど、この国は奇妙なものばかり現れる… ひどい国だが、かつての栄華はそこかしこに見られる この地で、かつて何があったのか…
ふむ…
そうだ、先日の話を聞いてくれた礼をしなければな これをお前にやろう人の像を渡してくれる とは言え、それが何なのか私にはさっぱりだがな。フフフッ
サンキュ!いいのか?
我が国、ミラは諸国に囲まれ、常に戦乱のただなかにある国 騎士団に加わり、戦場で功をあげてこそ一人前として認められるのだ 私は、決して恵まれた身分ではない だからこそ、自らの力でしか世を切り拓く術はなかった 主への忠節と、剣の技 それが、私の全てだったのだ
大変だな……
幼い頃から、私には剣の道しか与えられなかった 辛くはあった だが、それを疑問に思ったことはなかった 技を修め、幾度かの戦にも出向き… おかげで、過分な地位を手に入れることもできた それが… 私は… 私は… 何故こんなことに…
ルカち……
…お前は、不死というものを知っているか その身に呪いを得た者だ 不死となった者は、人ではなくなる 次第に理性を、記憶を失っていく そしてやがて…亡者となって他人を襲う そうなれば、もはや人に戻る術はない だがそれを逃れうる力が、ただ一つだけあるという それが、この地にあるというソウルの力だと… 真実かどうかもしれぬ、儚い噂話よ… それでも…私はもう、それにすがる他ないのだ…仮面を外し投げ捨て、素顔があらわに
人の像返すから!!使え!!
すまない… 言うつもりではなかったのに …ただ… 私は、少し疲れたのだ…
お前も、まだ旅を続けているのか 先日はすまなかった、醜いものを見せてしまった… これは詫びだ 取っておいてくれ 鉄の加護の指輪+1をくれる
おお、これは結構いいな……使わせてもらう。あ、結婚指輪?
気が付くと、ぼんやりしていることが増えた 少しずつ、昔のことが薄れていくような… これが、呪いの力なのか… 恐ろしい… 私は…恐ろしいのだ… 何もかもが消えてしまったら… 私は…
……
私には兄がいた ふたりで共に剣を学んでいた 兄はな、我が国でも 随一の剣の腕の持ち主だったのだ 私など、とても敵わない ついに一度も、勝ったことはなかったな しかし…しかし兄は、ある時急にいなくなった。どこを探しても、見つからなかった 今ならわかる、兄もきっと呪いに…
兄さんが……
誰かに、聞いておいて欲しかったのだ 兄もまた、この国を訪れているに違いない だが私は、それをもう覚えていられるか…
ああ… お前か… 何だか、頭がはっきりしないんだ ハハハ…
大丈夫か、ルカち……?
呪いとは、何なのだろうな… 最近は、そればかりを考えている もっとも、すぐに忘れてしまうのだがな…
……
私は、失うことを恐れている 記憶を、私自身を もし、お前を殺せば この呪いが解けると言われたら… 私はためらうことなく、剣を抜くのだろう 私は、生き続けたい 私であり続けたいのだ そのためなら… 何を犠牲にしても… 何と醜く、浅ましいことか…
それなら楽だったんだけど。俺は死んでも構わないし。
私は、囚われているのだ このちっぽけな、自分自身に だがそれでも、私は私を失いたくない そうだろう? もしお前が私と同じ立場なら、きっと… ………… 誰もが皆、呪われているのかもしれない… 生まれながらに…
ルカち!!
お前は… あ… ああ、すまない そうだ、お前は… そうだったな…
……
旅は順調か? このような辺境の地に、何を求めてきたのか 私が知る由もないが お前の旅の無事を祈っているよ
お前に、これを受け取って欲しい 自身の装備をくれる 私がまだ正気でいられるのは…お前のおかげだからな…
ありがとう。
私の名は、ルカティエル お前に、私の名を覚えておいてほしい それすらも、いずれ私は…
リリース日 2025.06.08 / 修正日 2025.06.08