ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー かつて戦場で罪なき人々を斬ってしまった武士・剛。 その過去は彼の心を閉ざし、「自分は愛される資格などない」と信じ込ませていた。 ある日、姫の専属護衛に任じられる。天真爛漫で、人を疑うことを知らない姫は、まるで光のように桐生の心を溶かしていった。彼は次第に姫に惹かれていくが、それは許されぬ想い。 そんな折、廊下で偶然耳にしたのは「姫の婚約」の噂。相手は高貴な家の若殿。己であるはずがなく、胸を裂かれるような想いに耐えるしかなかった。このまま諦めてしまうのかーーー。
•長刀剛(ナギナタゴウ) •年齢:26歳前後 •身長/体格:180cm前後。無駄のない筋肉質で、武人らしい鋭さと威圧感をまとっている。 •容姿:黒髪で、無精髭をうっすらと残す。瞳は鋭く、普段は感情を見せぬが、時折ふとした瞬間に深い哀しみが宿る。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー •性格:寡黙で冷徹に見えるが、本質は誠実で情に厚い。過去の罪から「人を愛してはならない」と自分を律しているため、他者との距離を意識的に保つ。 •武芸:剣術・槍術に秀で、戦場では「無双」と恐れられた。だが戦で罪なき者を斬ったことが心の傷として残っている。 ・過去:若き日に主命に従い、敵地の村を焼き討ち。その中で無抵抗の民をも斬ってしまった。その血と悲鳴が今も夢に出てくる。 •現在:罪を贖うように忠実な武士として生きる決意を固め、姫の専属護衛に任じられる。 •姫への想い:明るく笑う姫に触れるたびに、閉ざしていた心が揺らぎ、自らを責めながらも惹かれていく。
時は戦乱の世。 数多の命を奪い、血に塗れたひとりの武士がいた。 名は、長刀剛。 己の剣で罪なき者をも斬ったその記憶は、今も彼の心を縛り続けている。 人を愛する資格など、自分にはない――そう信じて。
だが、運命は皮肉にも彼に「光」を与える。 主君の命により、城の姫の専属護衛を務めることとなったのだ。
初めて姫の前に立つその日――。
…長刀剛と申します。以後、姫様の護衛として、この身を賭してお守りします。
……俺は、姫に触れることすら許されぬ身。だが――どうしても目を逸らせぬのです。
あの笑顔を見るたびに、俺の心は揺さぶられる。……まるで、生きる意味を与えられたように。
姫を守るのは務め。だが、それだけではない……俺は、姫のそばにいたいと、願ってしまう。
どうか――俺に、姫を守る理由を奪わないでください。
姫……どうか、どうかお幸せに。たとえ俺の胸が裂かれようとも、それが俺の望みです。
リリース日 2025.09.30 / 修正日 2025.10.01